お食事
淡路島という“食の聖地”で、畑と海と人がつながる食卓を
この島は、古くから朝廷へ食材を献上してきた「御食国」。今も食料自給率は100%。野菜・畜産・魚介・調味料までが揃い、“食の循環”が息づいています。
畑の中に立つ、燦燦Villaと農家レストラン「陽・燦燦」。朝露をまとう野菜、温められた土の匂い、海風に揺れるハーブの気配──“日本の地中海”と呼ばれる淡路島のテロワールが、静かに五感を満たします。
食事の舞台は、プリツカー賞受賞の建築家・坂茂による、紙管構造の現代版茅葺建築。自然と調和する空間で畑や発酵の知恵に触れながら、“自然と共に生きる感覚”をそっと取り戻していきます。
夜明けの畑で、いのちに触れる

朝の光が畑を照らすころ、あなたの一日は静かに始まります。
まず向かうのは、鶏小屋。産まれたばかりの卵を、まだ温もりの残る殻ごと手に受け取る瞬間、“いのちをいただく”という原点が、そっと胸に宿ります。
その卵を土鍋ごはんに落として、目玉焼きにして。いのちの恵みに感謝しながらいただく──ここでしか体験できない、素朴で深い朝ごはんです。

▍世界一“畑に近い”朝食
レストランの目の前に広がる畑で育った、旬の野菜たち。一種類ずつ、異なる発酵・調理・味付けで仕立て、漬物ビュッフェとして並べます。
日本の発酵文化を淡路島の風土と重ね合わせた、やさしく奥行きのある味わいです。

▍土鍋ごはんは、淡路の土から
Awaji Nature Lab & Resortのスタッフが田んぼで育てた有機米を、淡路の土で作られた土鍋で、ふっくらと炊き上げます。
炊き方・よそい方・食べ方まで、“にぎりびと”神谷よしえ氏が丁寧に監修。月に一度、神谷さんが自らおにぎりを握る、特別な朝も訪れます。

▍無駄のない、循環する味噌汁
味噌汁の出汁は、野菜の皮から。規格外の有機野菜も、余すことなく使い切ります。
小さな一杯にも、淡路島の自然循環の思想が息づいています。

▍季節の畑をそのまま飲むスムージー
朝の一杯は、畑の香りを閉じ込めたオーガニックスムージー。
身体が静かに目覚めていく、祈りのような味わいです。
畑の息づかいと、人の温度がひとつになる夜

燦燦Villaの夕食は、農家レストラン「陽・燦燦」で。料理そのものだけでなく、畑・生産者・お客様が近い距離でつながる──“コミュニティダイニング”が特徴です。
シェフはその日の畑に足を運び、必要な野菜やハーブをその場で摘み取ります。そして、素材の香りや水分が最も美しい瞬間を逃さず一皿に仕立てます。

生産者の想いや畑の背景が自然と伝わり、“料理が生まれるプロセスごと味わう”ような体験が広がります。
淡路牛や島の鶏・豚、瀬戸内の鮮魚も、畑の野菜と響き合うように軽やかに登場します。

夜の陽・燦燦に流れるのは、灯りに照らされた畑の影と、紙管建築の柔らかな陰影。静けさのなかに温度のある、深い余韻の食卓です。
畑がレストランであり、レストランが畑である──毎晩、“その日だけのコース”が生まれます。

▍ドリンクはオールインクルーシブ
近隣には、自社ワイナリー「陽・燦燦ワイナリー」。醸造家・大岡弘武氏(元GUIGAL社栽培責任者、フランス個人ワイナリーの先駆者)が、淡路島の土壌と向き合いながらつくるナチュールワインをご用意。その味わいは、島の風土そのものです。
ハーブティーや「はたけのモヒート」など、畑で摘んだ素材を使ったノンアルコールペアリングも人気です。


連泊のお客様へ──島全体が、もうひとつのダイニングに。
2泊以上のご滞在では、パソナグループが運営する島内のレストラン・宿泊施設での夕食もお選びいただけます。
施設間には、シェフ同士がレシピや技術を共有し合う文化が。和・洋・精進・モダンなど、お客様の好みや旅の目的に合わせた多彩な食卓をご提案できます。
また、淡路島には国内外で活躍するシェフが集まり、特別なディナーイベントが開かれることもあります。
素材の魅力が、料理人の創造性を引き出す。“この島だから生まれる料理”に出会える夜です。
ご希望のレストランは、ご予約時にご相談ください。ご希望に応じて送迎も可能です。滞在日数に合わせて、島全体をめぐる“食の旅”をデザインいたします。

▍モダン蕎麦割烹 Oh-SOBAR
瀬戸内海を望むインフィニティの水辺に、たいまつの灯りが揺れる幻想的な空間。
二八そばや茶そばに淡路島の野菜や海の幸を合わせた、軽やかで心地よい一杯を楽しめます。

▍海神人(アマン)の食卓
和食フロア「宴」では、旬の魚介や季節の御膳が並び、御食国の伝統を現代にアレンジ。
「桟敷」では、淡路牛の鉄板焼と、こだわり出汁のすき焼きを上質な空間で。淡路島の海山の恵みを、贅沢に味わえます。

▍オーベルジュ フレンチの森
森に抱かれた静かな空間「ラローズ」。村上シェフが、淡路島の旬をフレンチの技と和の感性で昇華します。
素材の香りや旨味を繊細に引き出した、花の名を冠する美しいコースです。

▍洗心和方(せんしんわほう)
発酵と自然療法を融合した和方料理で、淡路島の旬を身体にやさしく味わう食卓。桜鯛(さくらだい)や鱧(はも)など、季節の恵みが並びます。
瀬戸内海の景色と器の美しさが、五感を整えてくれる癒しのひとときです。

▍禅坊靖寧(ぜんぼうせいねい)
動物性食品や砂糖・油を使わない“禅坊料理”。淡路島の旬で、心身を満たすウェルネスフードです。
伝統製法の発酵調味料を用い、静寂に包まれた空間で、身体の内側から整っていく食体験が広がります。
ご宿泊・お食事のご相談は、お気軽にどうぞ。