ROOM
畑のなかに、
10通りの過ごし方。
淡路島の畑のなかに、世界と日本の建築家10組が、それぞれ一棟ずつヴィラを建てた。屋根には藁、壁には土、床には地元の木。古くからこの土地にあった素材と、淡路の職人と、地域住民の手で組み上げられた、ひとつとして似ていない10通りの「過ごし方」がここにある。
設計を手がけたのは、藤本壮介、芦澤竜一、中村拓志、西田司、原田真宏、atelier oï、板坂諭、牧野嶋彩子をはじめとする10組の建築家。土の塔にお湯を張る家、稲藁の屋根の下で扉をひらく家、宙に浮かぶツリーハウス、花に咲くピラミッド——どの棟も、ふつうの宿では味わえないかたちを持っている。
気になる一棟を選び、自然の循環のなかで、感覚を取り戻していく時間をお過ごしください。
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設計:the design labo(板坂 諭)
陽の家 / HARU
ムクノキの木漏れ日のテラスに、ずっと座っていたい
敷地に立っていた3本のムクノキを、家がやさしく抱きしめる。上空から見ると、アルファベットの「R」のかたち。環境思想の3R(Reduce、Reuse、Recycle)に加え、自然への敬意(Respect)、土壌と生命の循環(Regenerate)、収穫(Reap)、農村の営み(Rural)——「農」と「再生」に根ざしたRの精神を、家のかたちそのものに込めた。室内よりテラスが広く取られていて、木漏れ日の下で椅子に座っているだけで、一日が静かに過ぎていく。
定員 3名広さ 34.5㎡セミダブル2+エキストラ1
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